物価の優等生。。。卵?

朝からの冷え込みが厳しい状況です。

今日は物価の優等生と言われた【卵】について。。。

卵と言えば我々日本人の食生活に欠かせない食材です!

ウクライナ侵攻に伴い卵の価格が異常な値上がりをしています。

2022年度初頭の卵の1パック(12個入り)は大手スーパーマーケットで平均135円(特売り価格は除外)

でしたが、2023年度初頭では卵の1パック(12個入り)は300円を超えます。

何故、卵の販売価格が高騰しているのか?

原因として。。。

1 鶏の餌(飼料)の高騰

2 電気・燃料代の高騰

3 物価高騰による消費者の卵の買い控え

上1は、鶏の餌(飼料)は海外からの輸入に依存しています。ウクライナ侵攻によりウクライナからの穀物

輸出が止まり、世界の穀物価格が高騰しました。

上2は、ロシアからの原油・天然ガスの供給が止められた為、ロシアにエネルギーを依存していたヨー

ロッパ諸国はエネルギー危機となり石油・天然ガス市場の相場が高騰しました。

日本は石油・天然ガス・石炭を海外に依存している状況から火力発電に使用する重油・天然ガスの高騰

は電気代の高騰の原因となります。養鶏業者は鶏舎の暖房に電気を使用するので電気代高騰はコスト

アップに繋がります。

上3は、先の見えない値上げによる物価高騰は消費者の卵・食品・他の製品の買い控えに繋がって、

日本経済は内需低迷・景気後退に進んでいます。

養鶏業者は鶏の餌(飼料)・電気代の高騰による生産コストのアップに繋がり、卵の卸価格(1㎏単位)の

値上げに反映されます。卸価格を上げなければ養鶏業者にとって死活問題に繋がります。

当面はウクライナ侵攻の状況・世界の経済状況を静観する必要があります。

当事務所としては、食品製造会社,経営者様との思い・状況を熟慮の上、サポートしていく所存

であります。

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