クマ駆除。。。
昨日からの冷え込みは冬そのものです。。。
今や、社会問題となっている【クマ駆除】は猟友会では対応出来なくなり、警察・自衛隊の出動に
まで及んでいます。
何故、猟友会ではクマ駆除が対応出来なくなったのか?
1 猟友会はボランティア活動である。
2 ライフル銃の所持・使用はが警察に許可されている者のみが出来る。
3 【クマ駆除】の為に本業の仕事を休む必要がある。
4 【クマ駆除】に伴うライフル銃・実弾・猟友会指定の制服・現地までの交通費・ガソリン代
は全て自己負担。
5 【クマ駆除】に際してクマによる攻撃で怪我をしても補償されない。
上1~2は、警察からライフル銃所持・使用を警察から許可された者が自主的に参加する任意団体
である。
上3は、【クマ駆除】に参加する為には本業の仕事を休む必要があります。
上4は、【クマ駆除】に関わる費用は全て猟友会の個々の会員が自己負担する。
上5は、【クマ駆除】で怪我をした場合、補償(金銭的補償)はされません。
猟友会はライフル銃の所持・使用を許可された者がボランティアとして任意参加してするサークル
である為、参加人数による駆除範囲・駆除数は限定されます。
ライフル銃の使用についても一般住宅エリアでは発砲不可の為、ライフル銃の使用が制限されます。
猟友会の【クマ駆除】をサポートする為に警察・自衛隊に出動する事になりました。
警察のサポートとしては。。。
6 警察官の短銃ではクマは駆除出来ない。
7 各県警に所属する狙撃手を【クマ】を駆除する訓練を受けた。
8 クマが出没する県に狙撃手が派遣された。
上6は、警察官が所持している短銃ではクマに致命傷を与えられない。
上7は、警察でライフル銃の所持・発砲が許可されている狙撃手がクマ駆除の訓練を受けた。
上8は、上7で訓練を受けた狙撃手がクマ出没する県に派遣された。
各県に派遣された狙撃手の人数は県単位で2~3人で少ないのが現状です。
自衛隊のサポートは。。。
9 クマ生け捕り用罠の運搬・設置。
10 クマ生け捕り後の罠の回収。
上9~10は、自衛隊はクマ生け捕り用罠しか使えません。
自衛隊であればクマ駆除に可能な火器(ライフル銃・自動小銃等)使用が出来ると想定されたが、
自衛隊の使命は日本国・国民を守る事であり、クマ駆除をする事を想定しない為に火器の使用が
出来ません。
現状では猟友会のハンター・警察からの派遣された狙撃手の数が少ないのが現実です。
次回は【クマ駆除】に対する抗議についてアップします!
