リベンジ退職とは6。。。
朝から晴れ、猛暑は続く。。。
リベンジ退職する社員への注意事項・懸念事項について!
1 引継重要データの削除・システムのプログラム破壊。
2 取引先への引継拒否・重要書類の破棄。
3 社内パワハラのSNSで晒して炎上させた。
上1は、退職前に引継重要データの削除・システムのプログラム破壊によるシステム障害。
上2は、営業等が取引先への引継挨拶の拒否・契約書等の重要書類を勝手に破棄した。
上3は、社内パワハラの状況・上司の名前を晒してSNS上で拡散(炎上)させた。
リベンジ退職する社員は会社の役員・他の社員に対する不満が爆発した為、退職時に会社・他の
社員に対する嫌がらせとして以上の行為をします。
リベンジ退職は決して社会人として許されるものではありません。
システムのプログラム破壊によるシステム障害が第3者である会社の取引先に発生し、取引上での
損失が発生した場合、民法上の不法行為による損害賠償が発生します。
契約書等の破棄、取引先への引継挨拶の拒否により、取引先との信頼関係が崩壊して取引解消と
なり、売上損失が発生した場合、威力業務妨害罪に問われます。
SNS上での拡散(炎上)は会社・名指しされた社員から名誉棄損罪に問われます。
又、リベンジ退職した社員が再就職する際には就職する会社から前の会社にリファレンスされる事
を覚悟する必要があります。
所謂、『飛ぶ鳥、後を濁さず』ではないですが、再就職の事を熟慮する事をお薦めします。
当事務所としては相談者の思い・状況を熟慮の上、サポートしていく所存であります。
