共有財産を相続3。。。
朝から晴れ、冬モードになりました。。。
共有財産を相続した際の対処方法について!
1 自分の持分を他の相続人に売却する。
2 自分の持分を第3者に売却する。
3 自分の持分を放棄する。
上1は、他の相続人に売却する事で少ない費用で共有状態を解消出来ます。
上2は、自分の持分を売却するだけなら単独で出来ます。
上3は、民法255条で放棄された自分の持分は他の相続人が取得しますが、登記申請時に他の相続人
の協力が必要なり、同時に他の共有者に贈与税が発生します。
自分の持分を第3者に売却するケースは、不動産売買に他の相続人(共有者)から同意が得られない
場合に利用出来ます。
共有財産を取得すると共有財産の管理・運用に手間・お金がかかります。
次の相続時手続時に共有相続人が増えて手続が複雑となり、共有財産の売却等が困難と管理放棄に
繋がります。
昨今、全国で問題になってる空き家・空地の増加の原因となります。
相続手続時には共有相続ではなく、各相続人の持分に基づき分割手続(分筆)する事をお薦めします。
当事務所としては相談者の思い・状況を熟慮の上、サポートしていく所存であります。