最低賃金3。。。
朝から曇り、秋の気配を感じます。。。
日本の時間給と海外諸国の時間給について!
海外諸国の時間給と日本時間給を比較すると。。。
1 日本の全国平均時給は1,249円(2024年1月度)です。
2 世界で時給高いランキングは1位スイス(4,168円)・2位ルクセンブルク2,881円・3位アメリカ
(2,331円)
3 日本のランキングは16位
上2~3は、日本の時間給は欧米の先進諸国と比べて低く、アジア圏では香港・中国よりも高いです
が、韓国よりも少ない状況です。
欧米の時間給の計算は一時的な円安の影響もありますが、日本の時間給は欧米の1/2~1/3になります。
欧米の時給は欧米の物価に対応して日本よりも高くなります。
欧米の時間給がに日本の時給より高い事による弊害として。。。
4 日本から時給の高い外国へワーキングホリデーを使って出稼ぎに行く人が増えた。
5 日本に出稼ぎにくる外国労働者が減った。
上4は、ワーキングホリデーを使って海外で稼ぐ20・30代の人が増えています。
上5は、一時的な円安もありますが、世界的に時間給が安い日本に働きに来る外国人は減っています。
今や、日本国内の20・30代の人達が時間給の安さから日本から海外へ労働力の流出が止まりません。
同じ時間を働いても時間給の差で給与が日本の3倍稼げるのであれば、日本国内で時間給の安い仕事
に従事する労働者の確保が困難になります。
時間給のアップをすれば求人で集まるのか?
6 飲食店・コンビニ等の現場は労働環境が厳しいので集まらない・採用しても直ぐに辞めてしまう。
7 製造工場での生産現場は1日中、作業中に立ちぱっなしの状況が続くなど労働状況が悪い。
上6は、求人で人が来ない・採用しても直ぐに辞めてしまうなど時間給のアップの効果が
期待出来ない。
上7は、労働状況を見直し・改善しない限り求人をかけても人手は確保出来ません。
時間給のアップは日本の企業にとって避けれない事態となっています。
当事務所としては相談者の思い・状況を熟慮の上、サポートしていく所存であります。