贈与とは。。。
昨日の雨も止み、朝日が見えています。。。
贈与とは。。。
当事者の一方が自分の財産を無償で相手に与える行為です。
具体例として。。。
1 毎月、夫が妻に教育費・生活費を渡す。
2 親が子供に小遣いを渡す。
上1は、毎月及び定期的に渡している教育費・生活費は子供への教育・毎月の生活費用を補填する
為の費用です。
上2は、子供への小遣いも子供が毎月支出する費用を補填する為の費用です。
注意点としては、生活費への毎月の支出額が一般的な生活費を超えている場合(年収・年齢・家族
構成を見て、一般的な生活費を逸脱する補填)は、生活費と補填金額の差額が贈与となります。
又、子供への小遣いの金額も年齢・一般的な小遣いの金額を超える差額も贈与となります。
補填金額の差額が年間110万円を超える場合、贈与税の申告が必要となります。
贈与税は補填金額の金銭的差額に限りません。
具体例として。。。
1 親から子供に高額な自動車を無償譲渡した。
2 知人からブランド品の鞄を格安で買った。
3 夫から妻の口座に現金200万円を振込した。
上1~2は、物の譲渡・売買に於いて、本来買い手側が払うべき金額の差額が逸脱している場合
金額の差額分に贈与税が掛かります。
上3は、預金口座への振込も教育費・生活費のような必要費用でなければ、贈与税が掛かります。
但し、年間110万円以内であれば問題ありません。
金銭の交付・物の譲渡、売買は適正且つ一般的常識な金額・価格で行う事をお勧めします。
次回は夫婦間の贈与についてアップします!