相続と税金について。。。
いつになく朝から寒さも和らいでいます。。。
今日は、相続と税金について!
税金、つまり相続税と贈与税です。
相続税には基礎控除があります。
基礎控除(3,000万円)+相続人一人に付き600万円です。
具体例として。。。
1 配偶者、子供2人
2 配偶者(事実婚)、子供一人
3 配偶者、義父、義祖母
4 配偶者、孫3人
5 配偶者無し、父母、祖父母
上1は、基礎控除額は4,800万円です。
上2は、基礎控除額は3,600万円です。
上3は、基礎控除額は4,200万円です。
上4は、基礎控除額は5,400万円です。
上5は、基礎控除額は4,200万円です。
基礎控除額が相続財産総額を越えていれば、相続税は発生しませんし、相続税の申告も不要です。
基礎控除額を算定する際に誰が相続人であるかを把握しなければいけません。
上2の場合、事実婚の配偶者は配偶者相続権はありませんので、相続人数にはカウントされません。
上3の場合、相続人は配偶者・義父の2人となり、祖父母はカウントされません。
上5の場合、相続人は父母の2人となり、祖父母はカウントされません。
例外規定として、相続放棄した相続人は相続権を失いますが基礎控除額の算定する相続人に含まれ
ますのでご注意下さい。相続税基礎控除額算定の前に相続人調査・相続財産調査が必要です。
次回は遺贈に伴う受遺者の贈与税についてアップします!