公定歩合3。。。
朝から晴れ、風も有り体感温度が厳しいです。。。
公定歩合の上昇若しくは市場金利の上昇による変動型住宅ローンのデメリットについて!
1 基準金利(公定歩合若しくは市場金利)が上昇すると約款に基づきローン金利も上昇する。
2 低金利の間はローン返済利息は安かったが、上昇した分だけ返済利息が増加する。
3 金融市場の動向により基準金利の上昇が予測出来ない。
4 金利上昇が続くと固定金利型住宅ローンの返済利息を超える。
上1は、基準金利に連動して返済利息も変わります。
上2は、上昇した分の返済利息が増加して、債務者の家計を圧迫します。
上3は、金融市場の動向は予測出来ないので基準金利の動向も予測出来ません。
上4は、金利上昇が続いた場合、変動金利が固定金利を越えてしまうと返済利息が固定金利以上
となり、債務者の家計を圧迫します。
変動金利型ローンは金融市場が低金利である状況では債務者にとって返済利息の負担を軽減出来る
有効なローンですが、金融市場が金利上昇の状況では返済利息の増加を招き、債務者の家計を
圧迫する要因となります。
住宅購入額の支払時にまとまった頭金を入金せずに住宅ローンで調達する場合、借入れするローン
金額は債務者の収入に見合った借入額をお薦めします。
住宅ロ-ンは返済期間が30~35年に渡り、長期間になるので返済期間が長く成る程、ローンの元金
より返済利息が多く成ります。
債務者がリストラ・病気等によるリタイア・会社の倒産等が発生した場合、住宅ローンの返済は
出来なくなります。
最終手段として自己破産で住宅ローンから解放されますが、様々な制限を受けるのでお勧め
しません。
当事務所としては相談者の思い・状況を熟慮の上、サポートしていく所存であります。
