公定歩合2。。。
朝から雨、太陽の日差しが欲しい1日です。。。
何故、変動金利型住宅ローンを選択した債務者が多かったのかについて!
1 バブル経済が終わり、日本経済が疲弊し始めた。
2 銀行業務の自由化により預金金利・貸出金利も自由化された。
3 固定金利型住宅ローンよりも変動金利型住宅ローンの借入金利が安かった。
4 日本経済が低迷しており、日本銀行が低金利金融政策を取っていた。
上1は、バブル経済が終わり、日本は低成長時代に突入しました。物価は安いのに商品が売れない
為、企業の売上が伸びず社員の給料も上がりませんでした。
上2は、銀行業務の自由化で従来の規制金利から各銀行が自由に預金金利・貸出金利を設定出来る
様になりました。
上3は、金融市場の状況が金利の低下傾向にあり、固定金利型住宅ローンの設定金利よりも
低かった。
上4は、日本経済の低迷により、日本銀行は公定歩合をゼロ若しくはマイナス金利に設定する事で
融資拡大を促し、金融市場に資金を投入しました。
変動金利型住宅ローンは指標になる公定歩合・指標金利が上下する度に住宅ローンの貸出金利が
変わるので変動後の貸出利息が安くなる又は高くなる状況です。
日本経済のここ20年の金融市場は低金利政策を取っており、変動金利型住宅ローンを選択する事で
住宅ロ-ンの金利負担を軽減出来ました。
特に住宅ローンは住宅・土地・マンション購入する際に購入資金となります。
自己資金が多ければ、不足分を住宅ローンで補填します。
当時は日本の金融市場は低金利期間が続いていたので変動型住宅ローンを選択する住宅購入者が
多かったです。
次回は公定歩合の上昇若しくは市場金利の上昇による変動型住宅ローンのデメリットについて
アップします!
