公定歩合。。。

朝から雨、寒い1日です。。。

公定歩合が上昇しました!

公定歩合とは?

1 中央銀行(日本銀行)が市中銀行(民間銀行)に貸し出す資金の金利。

2 公定歩合は2001年に公式に廃止された。

3 1990年代後半には公定歩合はゼロ若しくはマイナス金利になった。

上1は、規制金利時代には市中銀行(民間銀行)は中央銀行(日本銀行)から借りる事で資金調達を

していました。

上2は、金融自由化に伴い、日本銀行の公定歩合よりも市場金利(無担保コール翌日物金利等)が

市場金利に即した金利指標となった。

上3は、公定歩合がある時期にゼロ若しくはマイナス金利となりました。

従来の公定歩合は市中銀行(民間銀行)の企業への貸出金利の設定金利だった為、日本経済の景気

調整に直接影響を与えていました。

日本経済が景気が過熱していると判断された場合、公定歩合を上げる事で企業等の貸出金利も上昇

し、貸出を抑制する役割がありました。

日本経済が不況で低迷している際には公定歩合を下げる事で企業等の貸出金利も下がるので貸出を

促進して景気を刺激しました。

現状の公定歩合の位置付けは?

4 住宅ローン(金利変動型)の金利設定のベースになっている。

5 企業融資で金利変動型融資の金利設定のベースになっている。

上4は、住宅ローン借入時、変動型で契約すると公定歩合に連動するローン金利が設定された。

上5は、変動金利型融資借入時、固定歩合に連動する貸出金利が設定された。

住宅ローンには固定金利型ローンもありますが、住宅ローン借入の大半が変動金利型を選択して

います。

次回は、何故、変動金利型住宅ローンを選択した債務者が多かったについてアップします!

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