SNS型ロマンス詐欺3。。。
朝から晴れ、日中温度は33℃まで。。。
ロマンス詐欺の相手にお金を振込んでしまったらどうするか?
1 最寄り警察署に相談する。
2 振込んだ銀行に連絡して預金口座凍結依頼する。
3 ロマンス詐欺に詳しい弁護士に相談する。
上1は、ロマンス詐欺にあった旨を最寄りの警察署に相談します。相談時には騙した相手の詳細
(氏名・住所・職業・マッチングしたアプリ・相手の連絡先等)を伝えます。
上2は、お金を振込んでしまった銀行に連絡して、ロマンス詐欺に会った旨を説明して、
該当預金口座を凍結してもらいます。
上3は、ロマンス詐欺に詳しい弁護士に相談して法的対応を進める。
ロマンス詐欺にあったと分かり次第、警察に相談する事をお薦めします。
何故なら。。。
4 指定口座に入金されると同時に騙した相手との連絡が出来なくなります。
5 振込後、直ぐに対応しないと振込んだお金が降ろされて回収出来なくなります。
6 組織的ロマンス詐欺である場合、騙し役・指導役・お金の降ろす役とメンバーが多岐に
渡る為、個人では対応出来ません。
上4は、騙した相手はお金の入金が振り込まれた事を確認して、騙された被害者との連絡手段
を断ち、行方を晦まします。
上5は、騙した相手はお金が振り込まれ次第、お金を即座に降ろしてしまうので預金口座への
振込取消が出来なくなり、回収は出来ません。
上6は、組織的ロマンス詐欺の場合、個人の力で組織的リーダーに行き着くのは困難なので
警察・弁護士に相談して法的対応を依頼する。
特に日本人がロマンス詐欺被害の対象者になる理由として。。。
7 写真だけの相手でも文章を交換する事で相手に親近感・恋愛感情を持ってしまう。
8 相手からの文章が身の上話・悩みであり、相談する事で騙される被害者に親近感・恋愛感情
を持たせて騙す相手への警戒心を払拭させます。
上7~8は、日本人特有の第3者への優しさ・思いやりを利用して、被害者を騙します。
日本人が被害者の場合、相手を疑う意識が無いので騙されやすい要因になっています。
当事務所としてはSNSでのやり取りで以下のメッセージ・文章が来たら要注意です。
9 投資話(FX・仮想通貨・古銭投資)を執拗に持ち掛ける。
10 インターネット上のショップ共同経営の為の資金依頼。
11 親の手術費用の立替・会社の借金返済の為の資金依頼。
上9~10は、ロマンス詐欺での常套手段です。
上11は、架空の親に対する架空の医療費援助及び架空の会社の借金返済の資金依頼です。
親しい間柄でもお金の無心が来た場合には要注意です。
当事務所としては相談者の思い・状況を熟慮の上、サポートしていく所存であります。