ETC通信障害。。。
朝から晴れ、気温は20℃越えです。。。
日曜日に全国規模でETCの決済障害が発生しました。
規模は東京・神奈川・山梨・長野・静岡・愛知・岐阜・三重の13路線で106か所のETCレーンが閉鎖
されました。
原因は新しい深夜割引システム導入時のシステムバグの為、急遽、導入時前のシステムに戻す事で
ETC運用を再開しました。
ETC決済出来ない料金所は係員が一般レーンで通行料金決済をしましたが、ETC決済出来ない車が
殺到して大渋滞となった為、障害発生日の午後から通行料金は後日精算として、ETCバーを解放して
通行させる応急処置を取りました。
ネクスコ中日本はETC利用者にHPの専用ページから精算手続をしてほしいとの呼びかけています。
今回のETC決済障害に対する意見として。。。
1 高速道路の電光掲示板にETC決済障害のアナウンスがなかった。
2 VICS等の交通情報に告知されていなかった。
3 IC出入口でETC決済障害を知った。
今回のETC決済障害はネクスコ中日本にとって想定外な障害で対応マニュアルが未整備又は用意が
されていなかったとの疑問視されている。
実際に一般レーンで通行利用料お支払い手続の用紙を渡していましたが、ETCゲートを無料開放
しました。
この状況に対してネクスコ中日本はHPにて後日、HPのQRコードでの精算を呼び掛けています。
ネクスコ中日本はETC決済障害による応急対応で無料通行(解放)しましたが、未決済ETC高速通行料
の支払を無料通行(解放)したドライバーの良心に委ねています。
何故か?
4 ETC通信障害によりICを降りた車の特定が出来ない。
5 無料通行した車の把握が全く出来ないので正規にETC割引高速通行料を請求出来ない。
無料通行した車を把握出来ない以上、該当ドライバーの良心に委ねるしかありません。
もし、HPのQRコード精算をしなかった場合、どうなるか?
6 通常の未払いであれば不正通行となり、刑法上の処罰対象になる。
実際にはICの出口には不正通行防止の為、監視カメラで車種・ナンバー・運転手も記録されます。
今回のETC通信障害による無料通行した車・運転者を把握する事は出来ないと思います。
現時点では無料通行した該当ドライバーの良心に委ねるしかありません。
当事務所としては相談者の思い・状況を熟慮の上、サポートしていく所存であります。