令和の米騒動。。。
寒波襲来で朝から氷点下です。。。
令和の米騒動について!
何故、米騒動が起きたのか?
1 2023年の夏が酷暑でお米が不作だった。
2 外食用お米の需要が増えた。
3 政府の減反政策でお米の生産量が減った。
上2は、コロナ禍終焉による外食需要・外国人によるインバウンドによるお米の需要が伸びた。
上3は、一時期、米の供給過剰があった為、お米の作付面積を政策的を減らした。
2024年は昨年の米不足により、スーパー等の店頭での在庫がありませんでした。
米不足によりお米の価格高騰となり、令和の米騒動と言われる様になりました。
昨年9月より新米の供給により、米不足が解消されると期待されましたが。。。
4 お米の流通経路が変わり、新米が全部が流通していない。
5 お米が投機対象になり、買占めされている。
6 政府は備蓄米を21万トン放出を表明し、3月末までに店頭に並ぶ見通し。
上4は、従来の生産農家から農協を通して供給されるルートが、生産農家から消費者若しくは
生産農家から米仲買業者等の供給ルートの多様化により、全てのお米が供給されてない状況
になっています。
上5は、お米を投機対象として買い占めて、価格操作を行い不要な利益を得る。
上6は、政府の備蓄米を放出して米不足を解消する。
お米価格の上昇はお米を投機対象となり、生産農家より直接、IT企業・金属買取業者による
お米の買占めが報告されています。
本来、生産農家から農協・仲買業者・契約農家から購入している消費者に渡るべきお米の流通
ルートが変わり、消費者に供給されない状況になっています。
お米を生産農家から仕入れた場合、お米を備蓄する低温倉庫及び保管施設が必要となります。
投機対象として購入したIT企業・金属買取業者が低温倉庫・保管施設が確保する想定は出来ません。
お米は生物である以上、然るべき低温倉庫・保管施設が無ければ、お米の劣化・虫食い等の
トラブルを招き、投機対象としての価値は無くなります。
投機対象として価値が無くなれば、不法投棄により本来、食べるべきお米が無駄となります。
米騒動による米価格高騰は暫く続きますが、安易なお米の買占めは避けるべきです。
当事務所としては相談者の思い・状況を熟慮の上、サポートしていく所存であります。