奨学金2。。。

朝から曇り、日差しが欲しいこの頃です。。。

現状における奨学金返済の問題点について!

1 奨学金返済が毎月返済となり、就職してから奨学金返済が始まる。

2 奨学金の趣旨の変化

3 初任給の安さから返済負担が大きい。

上1は、私が奨学金を返済していた時は年払いでしたが、奨学金返済の延滞が顕著になった為、

毎月返済に変わりました。

上2は、従来の奨学金は就学する為の資金援助でしたが、就学する為の資金調達(債務)になりました。

上3は、初任給の金額がここ10年、毎年上がっていない為、奨学金の返済負担が大きい。

奨学金の趣旨が就学の為の借金になった為、就職してから7カ月から毎月返済が始まります。

就労している場合は毎月の返済は可能ですが、結婚による退職・転職による給料の減額・パワハラ

による休職で給料の減額等によって、返済が出来なくなるケースが出て来ました。

奨学金の返済が出来なくなった場合、どうするか?

4 減額返還

5 返還期間猶予

6 自己破産

上4は、毎月の返済金額を従来の1/2・1/3・1/4に減額して返還します。

上5は、一定期間返還を先送りする制度です。

上6は、自己破産申請して奨学金返還から免れる。

減額返還は毎月の返還額を減額することで毎月の返還額の負担を軽減します。

但し、返還金額に応じて返還期間が延長されます。

災害・傷病・経済的困窮・失業により返還困難になった場合、返還期限の猶予をして返還を

先送りします。

最後の手段は自己破産により返還免除されますが、連帯保証人・保証人に返還義務が発生するので

要注意です。

では、奨学金返還が困難・不能になる事を避ける為には?

7 奨学金で給付される金額(総額)を考慮する。

8 奨学金は借金である事を自覚する。

9 必要以上の奨学金は借りない。

上7は、奨学金総額を把握していないケースで毎月の返還額・総額を想定の上、申込をする。

上8〜9は、奨学金は借金である以上、就職後の給与(手取り額)を想定して申込をする。

私自身も奨学金(旧日本育英会)から貸与され大学進学しましたので奨学金には感謝しています。

15年かけて年払いで返還したので経済的負担は少なかった事に感謝です。

当事務所としては相談者の思い・状況を熟慮の上、サポートしていく所存であります。

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