遂に。。。
今年も後、2日を残すのみ。。。
今日、12月30日(月)は私が新卒でお世話になった銀行の最終営業日です。
入社(入行)したのは遥か40年前の4月でした。。。
入社(入行)した時の実感として・・・
1 定年(55歳)が遥か未来の事と思った。
2 金融機関(銀行)は花形産業として注目された。
3 この時代は終身雇用が当たり前だった。
上1は、当時は定年が55歳でしたが、現在は65歳となりました。
上2は、今や、金融機関(銀行)は斜陽産業になりました。
上3は、バブル経済崩壊後、会社の終身雇用制度がなくなりました。
バブル経済の崩壊で北海道拓殖銀行の破綻・地方銀行の破綻により金融機関の合併・再編成が
進みました。
バブル経済時の不動産担保融資が不良債権化した為、都市銀行の合併・地方銀行の統廃合が進み、
金融機関の繁栄は終わりました。
銀行の収益源である貸出利息が低金利となり利息収入が激減しました。
金融の自由化により証券会社の銀行業参入・インターネット銀行の台頭により、既存の金融機関は
手数料の自由化による手数料収入が激減しました。
既存の金融機関はNISAによる投資信託・ファンドの販売手数料を収益源とする営業体制となり、
従来の預金を集め、融資する収益体制から変わりました。
銀行業から金融商社へ変貌しました。
既存の金融機関は生き残りを掛ける為、合併・統合が続きます。
街中から銀行店舗が消えつつあります。
遂に入社(入行)して12年お世話になった銀行が今日で合併・統合されます。
時代の流れを実感するこの頃です。