仏壇じまい・墓じまいすると。。。
朝から今年1番の寒さです。。。
仏壇じまい・墓じまいすると。。。
1 祭祀承継者は祭祀財産(仏壇・位牌・お墓・仏具等)の管理・運営から解放される。
2 お寺(菩提寺)に位牌を永代供養として預ける事で法事の準備・開催から解放される。
3 お墓の管理費用が無くなり、経済的負担が軽減させる。
祭祀承継者は祭祀に関わる費用及び祭祀開催に伴う時間的負担から解放されます。
親族は法事への参加義務がなくなり、お布施等の費用負担が無くなります。
懸念事項としては。。。
4 お盆・お彼岸の先祖(祖父母・父母等)のお墓詣りが無くなり、親族が集まらない。
5 実家に仏壇が無ければ、親族が集まる必要が無くなる。
6 親族が来なくなれば先祖の供養が忘れられる。
7 墓じまい後に樹木葬・合同葬にすると祭祀に係わる親族が限定される。
8 祭祀に関わる親族が亡くなれば、永代供養先(お寺)・樹木葬・合同葬先の場所が不明となり
所謂、無縁仏になる可能性がある。
上4〜6は、毎年のお盆・お彼岸で先祖供養に集まった親族が来なくなり、先祖供養が放置されます。
上7〜8は、祭祀に係わる親族(祭祀者)が亡くなれば、先祖供養が放置及び無縁仏となります。
昨今、墓じまい・仏壇じまい等の終活が散見されます。
祭祀承継者になると経済的負担と法事等の開催義務が発生する為、祭祀承継者の引き継ぎが困難に
なってきています。
当事務所としては相談者の思い・状況を熟慮の上、サポートしていく所存であります。