ISOと会社2。。。

朝の涼しさは秋の到来を告げています。。。

ISO認証を取得するデメリットについて!

1 マニュアル・書類等の文書・記録が増えて、作成・管理の手間が発生する。

2 改善の効果が直ぐに出ないので運用・維持のモチベーションが低下する。

3 認証取得・運用・維持にメリット以上のコスト・手間が掛かる。

4 経営トップの目指す理想・目標と現場とのギャップが乖離して、従業員に士気が下がる。

上1は、ISO認証導入後、必要な書類・記録が増えるので現場においては作業の都度、作成・管理の

必要となるので負担となる。

上2は、ISOは直ぐに結果が出るものではないので現場における運用・維持のモチベーションが

下がります。

上3は、ISOの認証団体に支払う費用が掛かる。

上4は、経営トップの目指す理想・目標と現場の従業員との間に温度差がある場合、ISO運用・維持

が蔑ろにされる危険性が発生します。

過去に雪印乳業(現日本メグミルク)がHACCPを導入しましたが、工場の作業現場レベルの運用が

マニュアルに従っていなかった為、乳製品の食中毒事件を起こしました。

ISOを導入してもマニュアルに従った運用がなされなければ絵に描いた餅となります。

ISO自体は民間認証であり、必ず取得する義務はありません。

ISO認証を取得しなくても会社独自の品質管理を実施し、取引先・消費者から信用を得ている会社

が多くあります。

ISO認証はメリット・デメリットを考慮の上、会社毎に選択する事をお勧めします。

当事務所としては相談者の思い・状況を熟慮の上、サポートしていく所存であります。

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