品質管理2。。。
朝から晴れ、気温は35℃越えです。。。
ISOとは?
1 スイスに本部がある民間機関(国際標準化機構)が規格した国際規格。
2 国毎に製品の大きさ・品質・安全性・機能性が異なると国際間の取引に支障を来たす。
3 加盟国は163か国で日本は【日本工業標準調査会】が加盟し、永久理事会員である。
4 国際的規模で基準を統一する規格。
上1は、民間機関である国際標準化機構が規格です。
上2・4は、国際間で製品の規格にバラツキがあると取引に支障を来たす為、国際的規模で統一基準
の規格を作りました。
上3は、加盟する事で規格を使用できます。
ISOは国際的標準化規格なので企業にとっては製品開発・販売する為の基準となります。
ISOのメリットは。。。
5 企業のイメージアップ
6 取引先からの取得要請
7 他企業との差別化を図る。
上5・7は、ISO取得により企業に対するイメージをアップさせ、競合他企業との差別化を図ります。
上6は、製品販売の為、取引先からの要請により取得します。
ISOのデメリットは。。。
8 通常業務の他に文書・記録作業が増加する。
9 構築したシステム(マニュアル・手順書)に慣れるまでに時間が掛かる。
10 ISO認証を受けて実行しても業務効率の効果は直ぐには出ない。
11 認証を受ける為の審査費用・毎年の継続審査・3年毎の更新審査に費用が掛かる。
12 認証取得 の為にコンサルテイング会社への相談料が掛かる。
上8は、通常業務の他に文書・記録作業が増加するので担当者の負担が増えます。
上9~10は、ISO認証を取得しても即効的な効果は望めません。
上11~12は、ISO認証取得・更新には費用が掛かります。認証コストを考えた上で取組む必要が
あります。
ISOの注意点は。。。
13 ISO認証を取得しても実際の業務に反映されていないケースがある。
14 ISOは文書・記録作業等の文書作成がメインなので実際の業務と異なるケースがある。
上13~14は、ISO認証で決められた工程通り業務が遂行されていないケースがあり、これが異物混入・
食中毒に発展する要因となります。
ISO認証取得は様々な要因が関係するので、熟慮の上、導入をお勧めします。