タンス預金。。。

朝から快晴、気温は35℃を越えます。。。

タンス預金とは?

1 金融機関で預入されず家庭内で保管される現金。

上1は、家庭内つまりタンス内に保管する現金を言います。

2022年12月時点でのタンス預金は55兆円程度とされている。

何故、タンス預金は存在するか?

メリットとして。。。

2 銀行破綻による資産を守る。

3 直ぐに使える現金を手元に置く。

4 相続開始時の支払に備える。

5 他の家族に知らせず貯蓄出来る。

上2は、銀行破綻によるペイオフ制度では銀行に預けた預金は1,000万円までしか保証されない。

上3は、銀行・ATMに行かなくても使用出来、緊急時の支払に対応出来る。

上4は、被相続人の銀行口座は被相続人の死亡により預金の支払が出来なくなり、葬儀費用等の

支払が滞ります。

上5は、他の家族に知らせず所謂、【へそくり】として貯蓄します。

ある程度の金額を手元に置くタンス預金は使い勝手が良く、他の家族に知られたくない資産(お金)

として重宝されました。

デメリットとして。。。

6 火災・地震・台風の災難のあった場合、現金は対象外。

7 空き巣・強盗の被害にあっても現金は保証されない。

8 長期間放置した為、タンス預金の存在を忘れる。

9 タンス預金(現金)が相続時に出元不明の資産となり脱法行為となる。

上6~7は、自然災害・火事・窃盗・強盗で失った場合、現金は保証されません。

上8は、タンス預金の存在を失念し、保管していた家具を処分しまうケースです。

上9は、相続時に出元不明な現金は相続財産に入れない事は脱法行為となります。

銀行預金として預入していれば、全額補償されます。

タンス預金の存在を相続人に伝えてなければ、タンス預金は発見されません。

タンス預金の存在を申告しないと税務調査の対象となり、税務調査で脱法行為(脱税)として

追徴課税が課せられます。

タンス預金は脱税の温床として税務調査・国税の査察の対象となります。

もし、被相続人の死亡後に知らされていないタンス預金が発見されたら。。。

10 相続財産として財産目録に記録して相続対象とする。

上10は、タンス預金も相続財産として記録して相続手続の対象財産とします。

次回はタンス預金と新紙幣刷新についてアップします!

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