日銀金融政策変更3。。。
朝から快晴、2月の寒さになります。
変動金利型ローンを見直しによる対応について!
1 固定金利型ローンに借換する。
2 纏まった資金で期限前返済する。
上1は、固定金利型ローンに借換する事で将来利上げする返済利息の増加リスクを回避します。
上2は、纏まった資金が出来次第、期限前返済する事で借入元本・借入利息を減らします。
日本銀行がマイナス金利政策を放棄した以上、長期借入金利の上昇は避けれません。
ですから、固定金利型ローンに借換する事で毎月の返済利息の支払額を固定する事が必要です。
又、纏まった資金(万が一の対応の為にある預金・現金等)がある場合、期限前返済する事で返済
負担を減らす事も必要です。
注意点として。。。
3 固定金利型ローンに借換する際には変更費用が掛かる。
4 残債務金額が多額である場合、期限前返済しても思う程の返済負担を見込めれない。
上3は、借換する為にはローン借入時に設定した抵当権抹消と抵当権再設定の費用、銀行への借換
手数料等が発生します。
上4は、残債務金額が数千万円・億単位である場合、纏まった資金(少なくとも数千万円以上)が無い
と返済利息に充当され、返済債務の元本が減りません。
長期金利が上昇時には銀行員からやたら住宅ローンの借換を勧めてきますが、借換費用と借換による
減額される返済利息を比較して考慮する必要があります。
昨今のタワーマンションブームで購入した購入者の中には購入金額の大半をローン借入で賄った場合
借入金額が5千万から数億円を超え、返済期間30年を超えるケースの場合、長期金利が上昇する度に
返済利息が増加するので返済不能による破綻が見えてきます。
当事務所としては相談者の思い・状況を熟慮の上、サポートしていく所存であります。