恵方巻。。。
1月も後半戦に。。。
恵方巻について!
1 節分に恵方に向いて無言で食べる。
2 切り分けられてない太巻き寿司を使用。
3 1989年にセブンイレブンが広島県の一部店舗で販売し、年々販売地域を拡大。
4 1990年代にスーパー・コンビニエンスストアで取扱され、全国展開した。
上1~2は、恵方巻独特の作法があり、食べる時の恵方(その月の良い良い方向)に向きます。
上3~4は、恵方巻の起源の定説は未だに存在しません。
私が食品製造業(コンビニエンスストアの最終ベンダー)でお握り・サンドウィッチ・お弁当の製造
に関わっていた1999年に四国地区でも恵方巻が季節商品として導入されました。
何故、スーパー・コンビニエンスストアで取り上げられたのか?
5 製造工程を簡素化し、製造コストをカット出来る。
6 季節商品としての需要が見込める。
上5は、太巻き寿司を切り分ける工程が無く、製造コストをカット出来る。
上6は、切らない太巻き寿司を特別な容器に入れる事で季節商品としてプレミア感を出し、売上に
貢献した。
恵方巻もバレンタインデーのチョコレートと同じく、企画商品として今や節分だけでなく一年中、
販売される様になりました。
太巻き寿司から海鮮太巻き寿司・創作太巻き寿司として商品展開し、ロールケーキによる恵方巻も
販売されるなど商品市場として拡大しています。
近年、恵方巻を取り巻く状況が問題になっています。
7 恵方巻ブームに便乗してスーパーでの大量仕入れによる売れ残りの大量廃棄。
8 当初の節分での恵方巻の由来が忘れられ、消費者の購買意欲が落ちている。
上7は、売れ残り恵方巻の大量廃棄が問題となり、予約による注文で廃棄ロスを抑えています。
上8は、消費者が恵方巻の商品価値が落ちて、購買に繋がらない。
今や、恵方巻は節分に関係なく定期的にスーパー等で販売されており、季節感・新鮮味が欠けており
購買力が落ちています。
恵方巻を含め、定番商品のテコ入れが必要です。
当事務所としては相談者の思い・状況を熟慮の上、サポートをしていく所存です。