共有財産を相続した。。。

夜半から雨も止み、寒い朝を迎えます。。。

共有財産を相続したらどうなるか?

共有とは一つの物を複数若しくは団体で所有する所有形態で、共有者は各自の持分に基づく所有権

があります。

相続財産を共有にするメリットは。。。

1 共有財産が不動産の場合、各共有者は持分に基づく固定資産税を負担する。

2 共有財産から収益が得れる場合、各共有者は持分に基づき収益を貰える。

上1~2は、各共有者は持分に基づく経費負担・収益を貰えます。

相続財産を共有にするデメリットは。。。

3 共有者全員の合意がなければ、共有財産を処分できない。

上3は、共有財産は共有者全員の合意が無ければ、処分出来ません。

近年、老朽化した共有者名義のマンションが問題となっています。

問題点は。。。

4 老朽化したマンションを建替する為に解体する際に共有者全員の合意が必要。

5 共有財産の相続手続を放置した為、推定相続人が多岐に渡る。

6 相続人不明の持分がある為、マンションを解体出来ない。

7 住まないマンションの固定資産税の負担が残る。

上4~6は所有者不詳の老朽化したマンションが全国的に増えており、マンションを取り巻く近隣

住人にとって、死活問題になっています。

上7は、住まない・使わないマンションの固定資産税は所有者にとって、無駄な出費となります。

共有財産を相続する際には各共有者が持分に関する取決めと処分する際のルールを決めておくこ

とが必要です。

当事務所としては相談者の思い・状況を熟慮の上、サポートしていく所存であります。

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