冷凍ケーキの顛末。。。

時は年末に向けて加速しています。。。

高島屋が通販で販売した冷凍ケーキが無残な姿で配送され、マスコミを賑わしています。

今回、有名パティシエが監修の冷凍ケーキを高島屋が通販で販売しました。

通信販売した冷凍ケーキがお客様に届いて開封したところ、見るも無残に崩れていました。

今回の問題点は。。。

1 冷凍ケーキを監修した有名パティシエが注文したお客様に商品が届くまでの工程を考慮して

監修している。

2 冷凍ケーキを監修した有名パティシエのお店に直接、クレームが入っている。

3 高島屋から製造委託されたケーキ製造会社の責任者が所在不明。

4 高島屋の調査段階で何時、冷凍ケーキが崩れたかを把握出来なかった。

上1は、監修は該当商品のレシピ・製造工程・保管方法を指示するのが通常ですが、監修した

パティシエは冷凍ケーキの商品配送までの工程を確認していた。

上2は、該当冷凍ケーキを製造していないお店にクレームを入れる等の想定外の被害が発生。

上3は、製造委託されたケーキ製造会社の責任者が逃げてしまい、冷凍ケーキが崩れた原因が不明。

上4は、販売元である高島屋が今回の崩れた原因を全く把握していない。

通販で購入したお客様は高島屋のブランドで信頼した上で購入している以上、製造委託した会社に

原因を追究させて報告させる義務があります。

製造工場から配送を依頼された運送会社が冷凍したケーキとは言え、配送時の温度管理・取扱に不備

の有無を調査する必要があります。

今回の報道で特に問題と思う事は監修した有名パティシエのお店にクレームが入る・製造委託された

会社の責任者が逃げて、製造者責任を放棄しています。

今回は冷凍ケーキが崩れていたケースですが、このケーキが原因で食中毒が発生した場合、明確に

だれが責任を取るのかが重要です。

当事務所としては相談者の思い・状況を熟慮の上、サポートしていく所存であります。

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