銀行破綻。。。
朝の冷え込みが厳しいです。。。
銀行破綻。。。
日本では30年前に2つの銀行が経営破綻しました。
1 北海道拓殖銀行
2 兵庫銀行
上1は、旧都市銀行で北海道に本店を置く銀行です。破綻理由は経営悪化により金融機関での
資金決済が不可能となった為です。
上2は、第2地方銀行で兵庫に本店を置く銀行です。破綻理由は経営規模拡大に伴い無理な融資
を行い、不良債権が増加して破綻しました。
この2行が破綻するまでは、旧大蔵省(現財務省)は護送船団方式で金融機関を保護してきました。
破綻した銀行の預金者は、普通預金で最高1,000万円まで補償されます。
この2行の破綻から財務省は護送船団方式による金融機関保護政策から経営破綻した金融機関の
合併による解体・合併による銀行員のリストラによる競争原理政策に切り替えました。
バブル時までは銀行は学生の就職したい企業でしたが、今や斜陽産業になりつつあります。
銀行は生き残る為、コスト削減として店舗削減・銀行員のリストラによる人員削減を行っています。
銀行にとって、最大のコストは人件費と店舗維持・運営費の固定費です。
店舗削減による対策として、パソコン・スマホによる振込・預金・ローンの申込をインターネット
経由の取引を進めています。
以前のように銀行員がスーパーカブや車でお客様に訪問する情景は見れません。
楽天銀行・イオン銀行等のインターネット銀行普及は、既存の銀行を脅かす存在となっています。
当事務所としては相談者のお金に対する考え方・取引内容を熟慮の上、サポートしていく所存
であります。