戸籍2。。。
3月も中旬に差し掛かり、黄砂が飛来する時期となりました。。。
戸籍の附表とは!
戸籍に記録されている住所の変更記録です。
通常、今まで住んでいた市町村を転居・転出した場合には役所に転出届を提出します。
転入・引っ越しした際には役所に転入届を提出します。
住所の変更は役所を経由して本籍がある役所に住所の変更連絡が入り、戸籍に反映されます。
戸籍の附表を取れば、住所の移動遍歴を確認出来ます。
戸籍の附表の使い道とは?
1 転勤が多く、全国を転々としている場合に住所の確認する。
2 相続時に所在不明の相続人の住所を把握する為。
上2は、所在不明の相続人がいる場合、遺産分割協議が出来ないので所在不明の相続人の住所を
把握し、該当相続人を遺産分割協議に参加させます。
もし、該当相続人の所在が不明な場合、不在者財産管理人を選任の上、遺産分割協議に参加します。
戸籍の附表の注意点として。。。
1 戸籍が転居の都度、変更されている場合は記録されている住所の記録は限定されます。
2 意図的に住所変更を出していない。
上1は、全ての住所移動歴を把握する為には全ての戸籍の附表を取得する必要があります。
上2は、家庭内DV対策やストーカー対策の為、意図的に住所変更をしません。
昨今、個人情報(住民票・戸籍謄本)の取得が厳格化されています。
戸籍謄本の取得は、本人による取得又は本人からの委任状に基づく代理取得となります。
当事務所としては戸籍謄本取得時の個人情報機密厳守を優先し、サポートしていく所存
であります。