相続時の債務について。。。
朝の冷え込みが和らいできてます。。。
相続時の債務について!
被相続人が相続開始時に持っていた支払・借金です。
具体例として。。。
1 住宅ローン
2 カードローン
3 リボ払いによる返済
4 クレジットカード決済の支払
5 被相続人が債務保証人
上1~4は、被相続人の債務も相続債務となりますので相続人は支払義務があります。
上5は、相続により相続人は債務保証を引き継ぎますので要注意です。
相続開始時における相続債権・債務の調査は必要不可欠です。
相続債務の内容・残高を把握した上ですべきこと。。。
1 相続債務が相続債権より超過している場合に【限定承認】の選択
2 相続債務が相続債権より少ない場合に【単純承認】の選択
上1は、相続債務超過の場合、相続債権範囲内で返済し、相続債権が残った場合に相続手続を行います。
上2は、相続債務を相続債権で完済した後、相続手続の行います。
相続開始時における相続債権・債務の調査は適正且つ厳格に実施する必要性があります。
当事務所としては被相続人の思い・相続人の置かれた状況を熟慮の上、サポートしていく所存
であります。