再生エネルギー。。。
今日は、1日雨です。。。
今日は、再生可能エネルギーについて!
CO2排出削減・温暖化が叫ばれて太陽光・風力発電の再生可能エネルギーが注目され14年。。。
2009年度の太陽光発電の売電価格は1kwh48円!2023年度最低買取価格は1kwh9.5円です。
2009年度の買取価格の5分の1です。。。
この価格では太陽光発電施設の減価償却、修理費用に覚束ない状況です。
太陽光発電システムのメリットは。。。
1 CO2を排出しない。
2 太陽光があれば勝手に発電してくれる。
3 買取価格が高いので利益を見込める。
上1は、発電には太陽光さえあれば良いので無駄なCO2は考えなくて良い。
上3は、太陽光発電普及の為、買取価格を高めに設定してので利益が見込めました。
太陽光発電システムのデメリットは。。。
1 設置から10年経過すると発電パネルのアモルファス樹脂が劣化し、発電能力が下がる。
2 太陽光がエネルギーなので天候に影響を受ける。
3 買取価格が安い為、発電施設の維持費コストが掛かる。
4 定期的(1か月)に発電パネルの汚れ・クリーニングが必要である。
5 発電開始時から10年経過するとインバーター(直流➡交流に返還)が壊れる。
6 インバーターが高額(1基数千万円単位)なので修理されず、放置されるケースが発生している。
上1は、発電パネルは経年劣化による発電能力が落ちる為、買取金額は減る一方です。
上3は、買取金額で発電施設維持費コストを賄えない為、収益は赤字となります。
上4は、発電パネルの汚れは発電力の低下となる為、定期的(毎月)のクリーニングが不可欠ですが
人力による手作業の為、コストが掛かります。
上5・6は、インバーターの故障放置による発電しないメガソーラー発電所が発生しています。
発電パネル・インバーターを廃棄するにも産業廃棄物となるので廃棄コストが掛かります。
政府主導の太陽光発電ブームの終焉は設置者が買取価格で儲けた利益で廃棄しますが。。。
結論として赤字となります。。。
実はこの太陽光発電はドイツで行われた政策でしたが、設置者が赤字となり失敗した経緯があります。
今、ドイツはフランスから原子力発電によるコストの安い電気を輸入しています。
太陽光発電施設設置してから20年経過する頃から日本の再生可能エネルギーの取組を再考する必要
があります。