EVと水素自動車。。。
全国的寒さが厳しく、雪が降っている所も。。。
EV(電気自動車)と水素自動車について!
EVはご存知かと思いますが、電気自動車です。
水素自動車は水素を燃料とし、改造したガソリンエンジンで走る自動車です。
以前に水素を燃料として発電する燃料電池車はありましたが、価格が高額(1千万円越え)であり
水素を充填する水素ステーションが少なすぎる為、普及しませんでした。
EVは日本では全く普及していません。自動車登録台数の割合は全体の9%にも及びません。
何故、EVは普及しないのか?
1 航続距離が短い。
2 充電施設が都市部にはあるが、地方に行くと少ない。
3 購入代金が高い(EV購入補助金が無いと買えない)。
4 バッテリーが寒さに弱く、寒冷地では使えない。
5 故障した場合、JAFでも対応出来ない。
6 充電を忘れた場合、使用できない。
上1は、以前から指摘されておりバッテリーの容量を大きくすることで対応しています。
上2は、地方に行くと充電施設がSA・PAに限られており、出発する前に充電施設の確認が必要。
上3は、軽のEVでもEV補助金が無いと買いづらい。
上4は、寒さによりバッテリーの性能が低下する為、緊急時や長距離走行時に使えない。
上5は、実際に電気系統の故障した場合、JAFでは対応不可なので販売店へ直行
上6は、燃料である電気が無ければ、緊急時に使えない。
EVの現状を見て、トヨタ自動車が打ち出した戦略は【水素自動車】です。
水素自動車は既存のガソリンエンジンを改造して水素を燃料にします。
この技術は20年前にマツダがロータリーエンジンで試作しましたが、製品化されませんでした。
何故、トヨタ自動車は水素自動車を耐久レースで実験するのか?
水素自動車は、CO2(二酸化炭素)を排出しません。
地球温暖化の温床であるCO2を削減する為です。
今は実験段階ですが、近い将来、当たり前になるかもしれません!
今後の技術革新と環境への対応を見ていきたいと思います。