EV(電気自動車)の将来。。。
朝焼けがきれいです。
寒さが身に沁みるこの頃です。
今日は、趣向を変えて!
EV(電気自動車)の将来について。。。
EV。。。電気で動く自動車です。CO2を出さないので環境問題にマッチした移動手段です。
日本でのEVの普及率は自動車登録台数の0.6%(2022年8月現在)です。
EV先進国の中国・北欧諸国に比較して、残念な結果です。
何故、日本でEVが普及しないのか?
1 EV補助金頼みの価格設定なので、ガソリン車に比べて、高額である。
2 EVのエネルギーを充電するインフラ(充電設備)が少ない。
3 航続距離が短い。
4 充電時間が長いので長距離移動が大変である。
5 バッテリーの劣化で5年以上、使えない。
EV先進国の北欧で起きているEVの問題点。。。
1 充電時間が長いので、充電設備に長時間の充電待ちのEV行列が出来る。
2 寒い国では、寒さによりEVのバッテリー性能低下で航続距離が短くなる。
3 EV使用後、頻繁に充電しないと緊急時に使用出来ない。
バッテリーの性能問題は、リチウム電池の限界でもあります。
トヨタ自動車は、次世代バッテリーである【固体電池】に投資・開発する事で、充電容量の増加
バッテリーの小型化・充電方法を充電設備での充電から【固体電池】のカセットを交換する方法
を見据えています。
将来、ガソリン車の新車販売が無くなると言われてますが、日本ではインフラ(充電設備)・故障時
におけるJAFの対応(レッカー車で移動のみ)・EVの買取価格問題(5年乗るとバッテリー劣化で値段
がつかない)等の問題が山積しています。
自動車メーカーは、EVの欠点をカバーする為にPHV(充電出来るハイブリッド車)を推進していますが
ガソリン車と比較して、割高であることが懸念事項です。
一番の問題点は、今のガソリン車がEVに変わった場合、インフラ(充電設備)の増強とEVの電気を供給
する為に既存の火力発電をフル稼働が必要となります。
EVの電気供給の為に火力発電して、CO2を排出する矛盾。。。
太陽光発電・風力発電でEVの電気供給する為に莫大な設備投資。。。
もうしばらく、EVを取り巻く状況を見ていきたいと思います。