時効とは。。。2
昨夜から雨。。。寒い朝です。
今日は、不法行為の時効期間について。。。
不法行為の時効期間は、以下の通りです。
1 加害者・損害を知ってから、3年。
2 不法行為が発生したから、10年。
具体例を上げますと、不貞行為(浮気)に対する慰謝料請求です。
配偶者の不貞行為を知ってから、3年以内に慰謝料請求しないと請求線が消滅時効が成立します。
又、不貞行為があってから、10年以内に慰謝料請求しないと請求権が消滅時効が成立します。
注意事項は、不貞行為が現在では無い場合でも上の期間内に該当する時は、慰謝料請求出来ます。
裁判において、不貞行為に対する慰謝料請求・損害賠償請求する場合、配偶者の不貞行為の証拠
が必要となります。
第3者に所有物を破壊・損壊された場合の損害賠償権も上記した消滅時効完成を防ぐ為には、訴訟
提起が条件となります。
次回は、今回の民法改正に於いて追加された時効制度についてアップします。
身近な事でも時効が絡む事がありますので、当事務所としては誠心・誠意・適正なサポートして
いく所存であります。