開業準備20
台風の影響で朝から蒸し暑いです。。。
相続で後日、アクシデントとなるケースとは?
不動産を複数の相続人で共有名義で相続登記したケースです。
共有名義とは、2人以上の相続人が不動産を分筆(相続人毎に
一つの不動産を分割して、登記する手続)せずに一つの不動産
を相続人全員名義で登記する手続です。
分筆とは異なり、各相続人は相続した不動産の持分権はあります。
但し、持分に関する処分権限(不動産売却等)はありません。
不動産を処分する場合、名義人全員の合意が無ければ出来ません。
代替わりして相続が発生した場合、共有名義の不動産も相続に基づく
名義移転が必要となります。
昨今、相続時に不動産の名義移転が放置されており、所有者不明の土地
建物が増加しています。
所有者不明の不動産を調査すると、相続人が何十人出て来るので、
相続人全員の登記書類が必要となります。
相続人の一人でも協力が得られない場合、この不動産は処分出来ません。
このような問題が発生を防ぎ、スムーズな相続手続を実行する為にも
当事務所として、相続時の名義移転のサポートをしていく所存であります。